万が一の災害に備えた防災炊き出し訓練を実施しました。

 訓練では、災害時にも温かく美味しい食事を提供できるよう非常食の試食を中心に行いました。

試食したのは、冷たいままでも食べられるハンバーグお湯(または水)を入れて調理するドライカレーです。

驚いたことに、どちらも災害時用とは思えないほど

しっかりとした味付けでとても美味しく「これなら非常時も安心」との声がありました。

特にドライカレーは、お湯で20分ほどで出来上がりますが、水でも作れるとのこと(その場合は1時間ほどかかるそうです)。ライフラインが途絶えた状況を想定すると、水だけでも調理できるのは大きな強みだと感じました。

 当施設では、利用者様と職員の7日分の食料(法令では3日分)と献立を作成しています。

また、災害時用のガスコンロも用意しており、温かい飲み物をお出しする準備もしております。

今回の訓練に合わせて、備蓄倉庫の食品保管場所や

緊急時に必要な鍵の置き場所についても職員一同で確認し、迅速な対応ができるよう徹底しました。

いつ、どこで災害が起こるかは予測できません。

ご家庭でもカセットコンロとボンベ、食料などの備蓄をしっかりとしていただくよう、おすすめします。

今回の訓練を通じて、職員一同、防災意識を一層高めることができました。

今後も、皆様が安心して過ごせるよう、日々の備えと訓練を継続してまいります。